2015/08/18

大事なものだけ握っとく♪♪♪

aloha♪





夕陽を浴びたハルモニウムを弾きながら、
少しづつこの子の『音』に近づけているのを感じて嬉しくなった、
お盆の終わり、終戦記念日の8月15日。


その夜、たまたまつけたTVに黒柳徹子さんが出演されていて、
大事にしていたいものをしっかりと握らせてくれました。

余計なものわざわざ握りしめて、大事なものが落っこちそうでしたが、
大事なものだけ握っておきなさいと教えてくれました。

徹子さんは昔から大好きだったけど、
この夜の徹子ちゃんには完全にノックアウト!!!


『窓際のトットちゃん』

内容はみなさんご存知だと思うので割愛しますが、
トモエ学園の小林校長先生は、
好奇心が旺盛だったトットちゃんに、1日10回はこう言ってくれたんだそう。

『きみは、ほんとうは、いい子なんだよ。』

トモエ学園は後に焼けてしまったのだけど、
火に包まれる学園を見つめながら小林先生は、「次はどんな学校を創ろうかな。」と仰ったそう。

徹子さんは、
『きみは、ほんとうは、いい子なんだよ。その言葉が私を創ったと思っています。』と言っていた。

誰かの一言が、誰かの1日を幸せにするかもしれない。
誰かの一言が、誰かの一週間を幸せにするかもしれない。
誰かの一言が、誰かの一生に寄り添う、力強い「お護り」になるかもしれない。

世界中のどの子供達もが、たった一人でもいい、
いい大人に出逢えたらいいな。


紫陽花が色を替え始めた夏の始まり、
私の心もすこしづつ変化し始めていました。


お寺YOGAをさせていただいている真間山 弘法寺の古代蓮。
空に向かう姿の美しさに見とれた頃。

この夏はなんとなく居心地の悪さがありましたが、
今思えば、変化の時って居心地の悪さを覚えるのかも。

そしてこの夏は、それと同じだけ、たくさんの愛に出逢いました。


例えば、彼女が教えてくれた素敵なお話。

「下の子を連れて行くのは可能ですか?」
お寺YOGAでは、今までお断りしてきましたが、
彼女の「1時間は大人しくしていられます。」との言葉に、
これからはお母さんの判断に任せようと思わせてくれた彼女。

小1のお兄ちゃんの胎内記憶。

「お母さんに早く会いたかったの。」
「お母さんに早く抱きしめてもらいたかったの。」
「お母さんと早くキスしたかったの。」
と教えてくれたお兄ちゃん、
早く会いたかったんだね、1600gほどで生まれてきたそう。

妹ちゃんともお空の上で会っていて、
「僕が先!」って。
本当に早く会いたかったんだね。


亡き祖母が、私のオムツにと母に渡した布に対面し、
想われている命に涙が止まらなかったり、


大好きな海に潜って浮かんで包まれたり、


夕陽を眺め無口になったり、


自然の美しさに見とれたり、


今年も豊作なまだ青い柚子の実を見上げ、亡き父のことを思ったり、


紫蘇や茗荷と共に、花も草もワンサカ育っている庭を眺めながら、
母のことを思ったり、


河原でのんびりして過ごした夏。

どこを切り取っても、誰かが居てくれました。

実際に隣りに居たり、
心の中に居たり。

私の長い話や面倒くさい話を「長いっ!」と言いながらもとことん付き合ってくれる人や、
優しくて温かい人たちの言葉や眼差しがあったから、
大事なものだけ握っておこうって解った夏。


夕陽を浴びる花を見て思い出すことがあります。

どうしてYOGAをお伝えして生きたいと思ったのか。

誰もが自分色を持っていて、
自分色の花を咲かせるために生まれてきた。

私が出来ることをしよう。

魂が喜ぶことを。

じっくりと私が出来ることを続けて生きよう。

こうして温かく眠れる夜に感謝して、
私が出来ることをして生きよう。

そんな大事なことを手に握らせてくれた今年の夏でした。






mahalo
mikiko





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